言葉のお話し

(2018年09月13日)

こんばんは!スタッフの原島です。

今回は実際の建築現場からちょっと離れて普段何気なく使っている言葉で建築や建物から出来ている言葉についてお話しします。

 

羽目をはずす

ハメを外す「羽目(はめ)」とは、建物に平らに張られた板張りのことです。せっかくきれいに張られた「羽目」をはずすと、建築としての意匠が台なしになってしまいます。このことから、調子に乗って度を超すようなふるまいを「羽目をはずす」というようになりました。

 

 

子はかすがい

かすがいは「鎹」という難しい字を書きますが2本の木材をつなぎ合わせる時に打ち込む大きな釘のことです。コの字型をしており、ちょうど巨大なホチキスの針のようなものです。鎹は二つのものをつなぎとめるものから上記のような意味が生まれました。

 

 

うだつが上がらない

うだつが上がらない「うだつ」は「卯達」と書きますが、昔、隣家との境に設けられた袖壁のことです。ひしめき合って建っていた町は火事になると燃え広がってしまいますのでそれを防ぐために、卯達を防火壁として立てるようになったのです。この防火という本来の目的以外に、次第に装飾として流行りはじめ、とくに商人たちが競い合って豪華な卯達を建てるようになったことから、「なかなか出世しない」「地位が上がらない」「生活が向上しない」「ぱっとしない」さまを、「うだつが上がらない」と表現するようになりました。

 

今回は3個の言葉についてお話ししましたがこの他にも建築や建物が関係した言葉が私達の生活の中にはたくさんあります。衣・食・住の一つ、住の要である家・建築は古くから、またこれからも私達の暮らしに無くてはならないものです。皆さんもそんな家・建築から生まれた言葉達を探してみて下さい。また機会を見つけて第2弾のお話しもしていこうと思っていますのでご期待下さい。